2005年03月
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2005/03/01 22:43
本多孝好
祥伝社
(amazon)
ジャケ買いじゃないけど、表紙の素敵さで購入した本です。僕は、本でも、いわゆるジャケ買いをしてしまう人なんです。そんな経緯もあって、なかなか読まずにいました。もう2年くらいは本棚に眠っていました。なんせ、平成15年3月30日初版のものですから。読む本が尽きてきて、カバーが掛かったままのこの本を手に取り読み出しました。
もう本当に研ぎ澄まされたような言葉には本当に驚きました。とても綺麗で読むものを引きつけ、離しませんでした。表題の「FINE DAYS」「イエスタデイズ」「眠りのための暖かな場所」「シェード」の4作品からなるものです。FINE DAYSでは高校生の淡さがとても鮮明に想像できるように描かれていました。この作品を読んだときに、本多孝好のスゴサを感じました。そのまま残りの3作品も読みいってしまいましたが、どれも本当に素晴らしい作品でした。映画化しちゃってもいいんじゃない?と言った感じのシェードはラストでちょっと涙が目を潤してくれました。
すべてを読み終わった後の、この気持ちよさは初めてです。本多孝好の他の作品も是非読んでみたいと素直に思いました。
2005/03/02 23:28
HIGH AND LOW
1963年(日)ドラマ・サスペンス・モノクロ映画・犯罪もの・ミステリー・刑事もの
黒澤 明 監督
三船 敏郎 (権藤 金吾)
仲代 達矢 (戸倉 警部)
(amazon)
(シネマレビュー)
面白かった。普通に面白かった。映像と音声の質は相変わらずだけど、映画自体の質は素晴らしかった。最後は何だか気持ち悪かったけど、こんなものかねぇ。一番最後のシーンが僕には必要ありませんでした。
サスペンス映画としての緊張感、手に汗握るシーン等なんかすべてが見所って感じでした。もうずっとソワソワしちゃう感じで、無駄がないと言えばいいのかな、とにかく圧巻です。
若かりし頃の山崎努が出ています。今の彼しか知らなかったので、全然分かりませんでした。仲代達矢って阿修羅のごとくに出ていたようです。老けたなぁ。香川京子は阿弥陀堂だよりにいたらしいけど、老けたなぁ。当たり前か。
いやぁ、素晴らしい映画だったなぁ。
2005/03/03 23:05
(amazon)
『KENENN』
鈴木 一真 監督・脚本
長谷川 朝晴
『終着駅の次の駅』
榊 英雄 監督・脚本
西島 秀俊
『payday』
松岡 俊介 監督・脚本
加瀬 亮
『remholic』
サーフェン智 監督・脚本
江川 芳文
『TWO SHOT』
品川 祐 監督・脚本
品川庄司
ごめんなさい。信じられないくらいにつまらなかった。Amazonで5つ星とかついているけど、きっと素晴らしい映画を見たことがない人なんでしょう。なんとか評価に値するのが、paydayくらいだけど、最悪です。田中要次が素敵なくらい。
私見だけど、本当につまらない作品たちでした。
2005/03/04 21:42
2002年(韓)ラブストーリー
パク・クァンチュン 監督
チョ・インソン
シン・ミナ
(amazon)
(シネマレビュー)
韓国製のラブストーリーでした。それ以上でもそれ以下でもないような。まぁ、それなりに楽しめたけど、素晴らしい!って言えるほどでもなかったです。ドラマって感じですかね。感動するところはなかったなぁ。
2005/03/06 01:19
今日は、例の、友達の演劇を見に行った。はるばる八王子市南大沢まで、片道90分もかけた。演劇を見るのは初めてに近かった。なので、こんな素人にもダメだぁと思わせる虚仮威しだったら、罵ってやろうとさえ目論んでいた。
会場に入ってみて驚いた。目眩さえした。こんな場所だとは思っていなかったからだ。カンッ・・・カン・・カン・カンカンとBGMと言うのであろうか、始まる前の音楽?さえも、2階で本物の楽器を叩いて演奏?しているものだから歓喜した。この芝居に対する情熱が伝わってきたからだ。
始まりは10分程度遅れた。始まってしまえば、あっと言う間で終わってしまった気がする。ただ、もう少し、見る側の気持ちを考えて欲しかった。腰が痛くなる、おしりが痛くなる、首をやたらと振らなくてはいけない、ずっと背中を向けられ演技をされているなど、演技は元より会場から疑問点が多かった。ただ、これは仕様のないことで咎める必要もないが、せめて椅子の上には座布団程度は欲しかった。これを書きながら、腰が痛くて仕様がない。あの長丁場、見入っていたとしてもこの椅子の不満は消えることはなさそうだ。もちろん、僕以外の人も、腰が痛い、おしりが痛い、など、口をし僕の耳にも届いていた。
友達に対する演技の評価は、びっくりするくらい素晴らしいものだった。はじめにも書いたが、ボロボロにいい倒して、友達には諦めた方がいいよって言う支度をしていたのだ。僕みたいな人が見てもはっきり言ってダメだよ、こんな科白まで用意していた。しかし、そんな準備はすべて無駄なものになった。
その友達ではないが、出演者ほとんどの日本刀?とりあえず刀の使い方がはっきり言って下手くそ以前で、評価するに値しない。僕自身、剣道すらやっていない人間である。なのにもかかわらず、なんだこれは、馬鹿にしているのか?とさえ感じてしまうものだった。特に、最初と最後のみんなで振り回すシーンは、練習不足と言われても仕方ないと言った出来だった。僕の前で演技していた人だけかもしれないが、背後にいる人間をちらちら何度も確認しながらの演技は醜くて仕様がなかった。そして、刀の振り回し方のワンパターンさ、みんなで同じ振りの練習していないのだろうか、詰まらなすぎた。太刀は一刀のもとに斬り伏せると言ったことを知らないのだろうか、ひとふりで終わったのは一番最後のみである、ただ、その演技はちょっと情けなかった。この刀の練習だけをやっているわけにもいかないのは百も承知だが、許容範囲以下であることは間違いなかった。もう少し、真田広之系か座頭市、そのあたりを個々人が勉強して欲しいと感じた。
そして、棒読み君がいたことは否めない。ものすごく溶け込んでいないのだ。全くもって不自然極まりないのだ。抑揚が激しすぎて不自然なのだ。世界に入るのではなく、淡々と演技している感じ。感情がないと言ったらいいのだろうか、見ているほうが、何 突然?と言いたくなる。
極めつけは、笑っている人が居たと言うこと。信じられなかった。破天荒だ。こんなことは園児でも知っている筈だ。自分の演技をしている最中に笑ってしまう、これは劇団に入ればきっと練習させられる。しかし、今回は、他の人が一生懸命に科白を言っている時に、何度か噛んでしまい詰まり詰まってしまったのをみて笑っていたのだ。殴ってやりたかった。最初は笑うところなのかと思ったが、どうやらそうではないのだ。僕は、難しい科白を覚えていることすら、すごいと思っている。科白を覚えることは、当たり前かもしれない。でも、科白もない人間が、科白を言う人間が噛んでいるからと言って、笑っているのである。こういう人間は除隊・・・いや、退団するべきである。不快極まりなかった。
そんなこんなもあってか、僕の友達の演技は、主役をも驚かせるものだったと言っても過言ではない。いやいや、本当に驚いた。突っつくところが、パっとは言えない。(さすがに忘れた)ナントカ卿の役に溶け込みすぎていた。だんだんリチャード3世?を嫌っていく様を重々に感じ取ることが出来た。すごいと思う。こんなことは言うつもりはなかったのだが、これから俳優として通用する気がした。期待しても問題ない。あ、やっぱり刀はいまいちだったことを今思い出した。
最後に、なかなかストーリーがのみ込みにくかった。誰が誰だか分からなくなってしまうのだ。これは、映画をみてても言えることなのだが、最初に名前が出すぎることが問題と言えよう。もうちょっと主要人物だけの名前の羅列で十分な気がする。いや、主要だけかもしれなかったが、最初に名前が溢れすぎていた。だんだん理解できるような、最後には問題ないような、この点はあまり論議することでもなさそうだ。ただパンフレットと言うか、冊子というか、そこに主要人物を載せて頂くと分かりやすかったかもしれない。
以上が、感想というか、酷評を書いたつもりである。ただ、主役と、そして僕の友達の演技は、揚げ足すら取ることが出来ないほど、素晴らしいものだった。舞台が終わった後、本人にあって話していた時、たぶん僕にしか気づかなかったことだが、僕はなんか涙が溢れてしまいそうだった。そして、僕は感極まってよく分からない行動をしてしまった。こんなことを書くのは照れくさいのだが、罵倒を準備していた自分が醜かったの同時に、友達がとても輝いて見えたのである。
追記
どうでもいいが、斉藤さんという偉い人が岩井俊二に見えてしまったんだよ。威圧感のある岩井俊二みたいな・・・。そして、本文中の"友達"は、マイミクシーにいるmasuのことである。
2005/03/07 23:52
白石一文
(amazon)
生きると愛がテーマな作品でした。これから迫りくる僕の人生の予習をした気分です。いや、こんなんにはなりたくはないけれどもさー、なんかコレが現実なのかなって。30代が恐ろしいですよ、まったく。のーのーと生きている30代が研究室にいるけど、彼は頭がおかしいよね。これを読んで再認識させられました。
ちょっと、すらすら読める系ではなかったけれども、世界には入れました。
2005/03/08 01:20
「花粉症」
最近、いや、7日月曜日から鼻が愚図ってきました。今日、起きると目が痒むのです。憎き日々が始まってしまったようです。これから、ゴミ箱がティッシュで埋まる日々が続くのかと思うと気が重いのです。
ニュースで、花粉症対策には××を!って言いいますけど、全然効かないじゃないか!と、いつも口の奥でつぶやいてしまいます。僕にはセレスタミンという炎症を止める薬しか意味がないんです。とりあえず、当日の朝に飲めばかなり楽になるのでいいのですが、この薬、もらうのが億劫なんですよね。わざわざ医者に行かないといけませんし。大切に飲まなくてはいけません。と言うことで、今日は、花粉と真っ向から戦ってみたいと思います。すでにもう、鼻水と目痒(?)なので、とりあえず、薬という武器は持ち歩こうかなと思います。
「読書」
パソコンを使ってインターネットで何をしているの?と、自分にも他人にも問いかけてしまうこの頃です。インターネットですることが見つからなくなってしまい、今年は、読書が趣味です。と言えるほど読んでいる気がします。今年に入って、ハードカバー15冊くらい、文庫5冊くらい読めば、いいよね。ただ、硬い本ではなく、文芸書だけなんですけどね。詳しくはwww.duck.nuまでどうぞ。1日1レビューしか書いていないので、ストックがいっぱいあるのです。つまり全部書いていないと言うことです。
こんな経緯もあってか、変な言葉遣いになってしまい始めています。上の方の「愚図る」なんて、去年は使えないだろうし、いや、ただ漢字にしただけというか、そうではなくて、太宰の影響だったり、なんかいろいろです。太宰と言えば、人を罵る時の白痴と言う言葉も覚えてしまったので、使い放題です。まだ、ポオズとかレビュウとかは書かないな、、、そんなではないです。って、どんなだろ。そして、結構、考え方も勉強されられるものです。
就活から、研究から、そして大学から、ちょっと遠ざかるのには最適な感じがします。映画だと2時間拘束ですから、時間のある時はいいんだけど、ちょっと骨が折れるのです。本みたいに、しおりを挟める人間ではないのです。
今は、熊谷達也、渡辺浩弐、太宰治、池波正太郎、に、しおりが挟まっています。昨日は、自分の部屋の本棚の前で、綿谷りさ2冊を読みいってしまいました。
「花粉症と読書」
どうも、本を読みながら鼻水が止まらないので厄介です。この日記をかきながらも、目をかき、鼻をかんでばかりいます。花粉症で悩まされている人の、例えば、絵描き・読書・映画鑑賞・楽器演奏・等々、こんなことをしている時ってどうしてますか?毎回、鼻をかむわけにはいかないでしょう。やっぱり、薬ですかね。
2005/03/08 08:53
江國香織
新潮社
(amazon)
素直に、面白かったです。江國香織に偏見があったせいか、こんな物語も書けるんだって思ってしまいました。いやいや、本当に申し訳ないと思っています。
僕が思っていた江國香織はこの本の最後の1ページだけで、あとはとても新鮮にとても身近に感じることが出来ました。なんか、こう川越とか草加とか知っているところが出てくるとなんか安心するというか、ああ僕も仲間だみたいな、そんな気持ちになれます。
葉子と草子の物語、終わりは情けなかったけど、無理矢理感があったかな、草子の成長ぶりを文章からそして文字から形作られる像としてからも、十分に感じることが出来てとても面白かったです。ただ、徹底した「あのひと」の存在が、草子の気持ちように、やや邪魔に感じたのは否めませんでした。
かかと歩きで駅から家まで帰ったというフレーズが、なんだかずっと頭の隅に残っていて、最近、かかとあるきばかりしています。
2005/03/10 01:21
ここ数日、実家にいるのです。何故って、親が台湾に行っているので、猫の世話のためです。僕は猫のためだけに実家にいるという、なんとも不条理だけど、まぁ、余計なお金がかからなくていいか、と言うことです。
本を読み、寝る、起きる、本を読む、食事、本を読む、昼寝、起きる、本を読む、食事、本を読む、寝る、起きる、本を読む、食事、昼寝、本を読む、、、、と嫌気がさしてきたので、大掃除を始めてみました。今は途中です。大掃除って、最初に散らかして、その散らかしたものを片付けると言った全く無意味な感じがします。散らかさなければいいのに、散らかすのです。そこに、日本の仕事をかいま見る気がします。
そんなことはどうでもいいとして、やはり大量の音楽雑誌が押し入れを占領しているわけです。どうも、音楽雑誌は捨てられず、やはり数十センチ平行移動しただけで、まだ押入に居ることになりました。と、ふと、1冊だけ、週刊アスキーが出てきたのです。ん、と思いきや、そういえば、一度だけ、週刊アスキーに載ったんだよなぁ。−−と、思いつつ、ペラペラと載っているページを見ると、なんだか下らないことで雑誌に出ている自分が情けなかったです。しかも、99年ってきっとWindows98だよね。ああ、情けない。
しかし、卒業アルバムには吸い込まれるねぇ。小・中・高と各30分ずつ、計90分も吸い込まれたよ。大学の卒業アルバムってどうなったのかなぁ。まだかなまだかなー。
あ、今は、橋本治を読んでいます。知ってます?
2005/03/12 00:54
PULP FICTION
1994年(米)アクション・ドラマ・犯罪もの・オムニバス・ヤクザ・マフィア
クエンティン・タランティーノ 監督
ジョン・トラボルタ (ビンセント・ベガ)
(amazon)
(シネマレビュー)
なんか楽しめちゃった。意外や意外。途中まで、なんなんだろって思っていたけど、最後は良かった。途中はよくなかった。ちょっとビンセントが死ぬ意味がわかんなかったけど。いや、ネタばれかもしれないけど、想像も絶するところでビンセント登場、そして、死亡だから書いても問題ないなぁと思って書いたまで。あのシーンが不要な気がするんだよなぁ。あと、よく分からんシーンも結構あったけど。
兎にも角にも、タランティーノだけあって、キルビルに通じるものがある。ジョン・トラボルタは素敵だった。
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